一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

嘘八百 京町ロワイヤル

私的評価★★★★★★★★★☆

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映画『嘘八百 京町ロワイヤル』公式サイトより引用

 (2020日本)


 幻のお宝をめぐり、中井貴一佐々木蔵之介扮する古物商と陶芸家がだまし合いの大騒動を繰り広げるコメディのシリーズ第2作。大阪・堺で幻の利休の茶器をめぐって大勝負を仕掛けた古物商の則夫と陶芸家の佐輔が、ひょんなことから京都で再会を果たす。そこで出会った着物美人の志野にほだされた2人は、利休の茶の湯を継承し、天下一と称された武将茶人・古田織部の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すが……。古物商の則夫役を中井、陶芸家の佐輔役を佐々木がそれぞれ演じ、志野役で新たに広末涼子が参加。友近森川葵ら前作からのキャスト陣に加え、加藤雅也竜雷太山田裕貴らも新キャストとして顔をそろえる。監督の武正晴、脚本の足立紳と「百円の恋」コンビが前作から続投。
(映画.com『嘘八百 京町ロワイヤル』作品情報「解説」より引用)

嘘八百 京町ロワイヤル : 作品情報 - 映画.com

gaga.ne.jp



 まぁ、コンゲームと言いながら、あんまり頭使ってない感じがする、ゆるゆるなコメディだわなぁ。

 騙し、騙され、って感じもあんまりしないし、ハードボイルドで王道の依頼者がワケありの食わせ者なんて、ありきたりだし。

 ゆぅーたら、分かってて、安心して笑わしてもらう、そういうお話ですわな。

 そういう意味では、関西的なノリに、濃ゅ〜い役者陣、思わず笑ってまうところが満載の、サービス精神たっぷりなコンゲーム・コメディでした。

 最後のエンドロールまで、話の続きを仕込んであって、あまりに出来過ぎなオチに、すっかり痛快な気分を味わうことができました。


 こんなん、アタマ空っぽにして、笑って観るしかないわなぁ(^^)

 あー、楽しかった〜!


●監督:武 正晴 ●脚本:今井雅子、足立 紳 ●音楽:富貴晴美