とんかつDＪアゲ太郎
私的評価★★★★★★★☆☆☆
（2020日本）
とんかつ屋3代目の跡取り息子・アゲ太郎（北村匠海さん）。
とんかつもフロアもアゲられる男「とんかつ DJ」を目指そうとする！
すべては一目ぼれした苑子ちゃん（山本舞香さん）の心を射止めるために――。
でも、豚肉にも、DJ機材にも触ったことがないアゲ太郎。
いい加減な性格のDJオイリー（伊勢谷友介さん）に弟子入りしたり、大人気DJ屋敷（伊藤健太郎さん）を勝手にライバル視しちゃったり、ノーテンキなアゲ太郎の道のりは、一に勢い、二に勘違い、三に運命の出会い!?と大ハプニングだらけ！
果たして「とんかつ DJ」として頂点を目指せるのか――!?
ジューシーなとんかつを揚げる音とフロアを熱狂の渦に巻き込むビートが見事に融合！
これまで体感＆音感したことのない、満腹絶倒コメディがここに爆誕!!
（映画『とんかつDＪアゲ太郎』公式サイト「ストーリー」より引用）
wwws.warnerbros.co.jp
まぁ、何かと出演者が話題になってしまったので残念ですが、意外と面白かったです。
平日休みの一発目に観るには、お気楽でイイ感じでしょう。
けっこう北村匠海さんの役柄が痛々しくって、前半は目を覆いたくなるような恥知らずなシーンが連発されますが、こういう映画は観ている最中に免疫ができてしまい、そっからはズブズブはまって観るだけです^^;
せっかくクラブの雰囲気を支配するDJが主役なんだから、もっと音を聴かせてほしかったかなぁ。
最初はけっこうイケてると思ったんだけど、もっと爆音響かせて、劇場全体で包み込むように攻撃してほしかったです。
あと、DJならではの曲のつなぎのカッコよさという点でも、イチバン最初のオイリーのパフォーマンスで『おっ！』って思った以外は、なんかイマイチ印象に残ってないのがなぁ……とは言え、これは期待値の表れで、耳になじんだ懐かしい曲もバンバンかけてもらったし、全体的にビートにあふれてる感じは楽しかったです。
ブラザー・トムさんのとんかつ屋2代目がカッコよかった^^;
●監督・脚本：二宮 健 ●音楽：origami PRODUCTIONS、黒光雄輝 a.k.a、PINK PONG ●原作：イーピャオ、小山ゆうじろう（コミック『とんかつDJアゲ太郎』／ジャンプ・コミックス、集英社刊）
