一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333【IMAX版】

私的評価★★★★★★★★★☆

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福山エーガル8シネマズ公式サイトより引用

 (2012/2020日本)

eiga.com
eiga.com
www.evangelion.co.jp


 IMAX版になって、映像と音響のブラッシュアップとともに一部リテイクもあるそうですが、正直、昨年末に『MX4D版』しか観てないボクには変更点は分かりません。

 分からないんですが、たぶん、一か所だけ。
 音響が素晴らしく高音質かつ定位感が明確になり、ダイナミックレンジも広がったような気がしたのですが、そのせいでしょうか。
 シンジ君の聴いてるSDATの音楽がイヤホンから漏れ聞こえるようになってた気がします。あるいは、ちゃんと聴こえるようにリミックスしたのかも知れません。相変わらず曲までは判別できませんが、何かの布石でも?


 あと、映像はけっこうディテールまでキレイに分かるようになってた気がします。
 IMAX用のスクリーンに両端が切れる額縁上映でしたが、それでもかなり迫力を感じました。不思議なことに、以前同じスクリーンで『シン・ゴジラ』を観てるんですが、その時はさほど凄いとは思わなかったんですけどね。

 とりあえず、ヴンダーが起動する過程は、音響の凄まじさとともにかなりのド迫力で、思わず手に汗握り、涙がちょちょぎれる思いでした^^;



 そして、ボクでも分かる大きな違い。


 最後の『シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版』予告編が〝最終形態〟にアップデートされてました。
 もちろん、初見です。

 ミサト
「全てに決着を付けるため、出撃するミサトとヴィレクルー。」
「全てに決着をつけるため、満身創痍のエヴァを駆るアスカとマリ。」
「全てに決着をつけるため、父ゲンドウと対峙する碇シンジ。」
「そして、シンジは決断する。さらば、全てのエヴァンゲリオン。」
「次回、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』」
「さぁ~て、最後まで、サービス、サービスぅ!」

 というナレーションに合わせて、初見のカットが次々と……おおおおおっ!


 で、2度目の上映延期、と。
 また待ち焦がれるのですね、みなさん。


●原作・脚本・総監督:庵野秀明 ●監督:摩砂雪前田真宏鶴巻和哉 ●アニメーション制作:スタジオカラー