一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~

私的評価★★★★★★★☆☆☆

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映画.com『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』作品情報より引用
グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇 : 作品情報 - 映画.com

 (2020日本)


 戦後の混乱から復興へ向かう昭和のニッポン。闇稼業で小金を稼いでいた文芸誌編集長の田島周二(大泉洋さん)は、優柔不断なくせに、なぜか女にはめっぽうモテる。気づけば何人もの愛人を抱え、ほとほと困っていた。そろそろまっとうに生きようと、愛人たちと別れる決心をしたものの、別れを切り出すのは至難の業。一計を案じた田島は、金にがめつく大食いの担ぎ屋・キヌ子(小池栄子さん)に「嘘(にせ)の妻を演じてくれ」と頼み込む。そう、キヌ子は泥だらけの顔を洗えば誰もが振り返る女だったのだ!男は女と別れるため、女は金のため―。こうして、水と油のような二人による“嘘(にせ)夫婦”の企みが始まった。
(映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』公式サイト「STORY」より引用)

good-bye-movie.jp



 朝イチに見るには、ライトな喜劇で良かったかな。

 大泉洋さん演じる田島の、どうしようもなく〝女好き〟でダラシない感じが、面白かった。
 小池栄子さんのダミ声、初めのうち、かなりワザとらしく聞こえて仕方なかったんだけど、恐ろしいことに、聞いているうちに耳がなれてしまった^^;

 ストーリーとしては、ドロドロにこじれそうな昼メロにも書けそうなお話を、徹底してコメディに落としこんでいるせいか、男女関係のもつれがあまりなかったのが、ちょっと物足りなかったかも。
 そのために、出演者を死なせて話をこじれさせてしまうとは……呆れたけど、まぁ、喜劇だから、イイのかwww


 ★6つでもイイかと思ったんだけど、小池栄子さんの衣装チェンジを楽しめたので、★ひとつプラスしときます。



●監督:成島 出 ●脚本:奥寺佐渡子 ●原作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ(舞台『グッドバイ』/太宰治、未完の遺作より)