一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

邦画-中国地方

しあわせのマスカット

私的評価★★★★★★☆☆☆☆ 映画『しあわせのマスカット』公式サイトより引用 (2021日本)人を笑顔にするために、私は夢に進む。 岡山を舞台に果実和菓子に出会った少女が奮闘する感動のドラマ 北海道から岡山に修学旅行で来ていた女子高生の相馬春奈(福本莉子さ…

Fantastic girls でーれーガールズ

私的評価★★★★★★★★★☆ (2015日本) 1980年、岡山――。 16歳だった私は、 大切なものを2つ同時に失った。 どうしてだろう… 大切だとわかっていたのに。 東京から岡山に転校してきたたばかりの佐々岡鮎子(優希美青さん)はクラスに友達がいなかった。そんな鮎子…

ミッドナイトスワン

私的評価★★★★★★★★☆☆ 映画『ミッドナイトスワン』公式サイトより引用 (2020日本) あなたの母になりたい―。 陽の当たらない場所で、あたたかな愛が生まれる。 新宿のニューハーフショークラブスイートピー>では、メイクしステージ衣装に身を包み働くトランス…

うん、何?

私的評価★★★★★★★★★★ (2008日本)島根の美しい風土に溶け込む爽やかな青春 人間愛、郷土愛、そして映像美が心に残る感動作! 島根県・雲南市。川沿いの桜並木が朝陽に染まるころ、この町の新しい一日がはじまる。主人公の須賀鉄郎(橋爪遼さん)は雲南高校3…

風の電話

私的評価★★★★★★★★★☆ 映画『風の電話』公式サイトより引用 (2020日本) あの丘にある<風の電話>へ、 天国に繋がるただ一つの電話へ、 今日もまた人々が訪れる。 17歳の高校生ハル(モトーラ世理奈さん)は、東日本大震災で家族を失い、広島に住む伯母、広…

記憶屋 あなたを忘れない

私的評価★★★★★☆☆☆☆☆ 映画『記憶屋 あなたを忘れない』公式サイトより引用 (2020日本) 記憶を消してでも守りたい愛がある 人の記憶を消せる“記憶屋”っていう人がいるらしい―。 大学生の遼一(山田涼介さん/Hey! Say! JUMP)は、恋人・杏子(蓮佛美沙子さん…

高津川

私的評価★★★★★★★★☆☆ 映画『高津川』オフィシャルサイトより引用 (2019日本) ダムが一つもない一級河川、日本一の清流「高津川」の流域に暮らす、牧場を経営している斎藤学(甲本雅裕さん)。 妻を亡くし、母絹江(奈良岡朋子さん)、娘の七海(大野いとさ…

白い船 (10周年記念デジタルリマスター版)

私的評価★★★★★★★★☆☆ (2001日本) 島根県の漁村にある全校生徒数17名の小さな小学校。赴任から間もない女教師の静香(中村麻美さん)は、先生という職業に対して悩みを抱いていた。静香のクラスに窓の外ばかり見ている6年生の好平(濱田岳さん)がいた。ある…

ハルカの陶

私的評価★★★★★★★★★★ 映画『ハルカの陶』製作委員会 Bizen Film Projectより引用 (2019日本)このまま日々を淡々と過ごしていくんだと思ってた。あの大皿に出会うまで―。 岡山県備前市を舞台に土と炎、そして人が織り成す感動の物語。 小山はるか(奈緒さん…

時をかける少女 (1983年)

私的評価★★★★★★★★★☆ (1983日本) 尾道の高校に通う高校生、和子(原田知世さん)は放課後、化学の実験室を掃除中にラベンダーの香りを嗅いだ途端、気絶してしまう。やがて目覚めた彼女は、時間の流れを飛び越えてある1日を繰り返して体験するという、不思議…

恋のしずく

私的評価★★★★★★★★★☆ (2018日本)かぎりとて 別るる道の 悲しきに いかまほしきは 命なりけり (桐壺更衣) ワインソムリエを目指す農大の学生、詩織(川栄李奈さん)だが、実習先に決まったのは大の苦手とする日本酒の、その酒蔵。実習単位を取らなくてはフ…

ブロウアップ ヒデキ

私的評価★★★★★★★☆☆☆ (1975日本) 1975年7月。はるか彼方まで広がる真夏の太陽の下、富士山麓に設けられた巨大な特設野外ステージから、西城秀樹二十歳のコンサートツアー〝西城秀樹・全国縦断サマーフェスティバル〟が始まる。熱狂するファンの黄色い悲鳴に…

けんかえれじい

私的評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (1966日本) 昭和10年ごろ、岡山県立岡山第二中学校の南部麒六(高橋英樹さん)は、〝けんかキロク〟で知られ、下宿先の娘・道子(浅野順子さん)に思いを寄せながらも、けんかに明け暮れていた。配属将校に立てつき、会津へ転校するは…

少女たちの羅針盤

私的評価★★★★★★★★★★ (2010日本) 売り出し中の新人女優の舞利亜が、ネットシネマの撮影のため、故郷の福山の廃ホテルにやってきた。待ち構えていた監督(前田健さん)は、舞利亜が地元では有名な伝説の女子高生劇団『羅針盤』の元メンバーではないかと指摘…

ぼくとママの黄色い自転車

私的評価★★★★★★★☆☆☆ (2008日本) 父(阿部サダヲさん)と2人暮らしの小学生の大志(武井証さん)は、物心ついたころから母の琴美(鈴木京香さん)が「パリに留学している」と聞かされていた。ある日、父の書斎の戸棚から落ちてきた写真から、パリにいるはず…

八つ墓村(上・下巻)

私的評価★★★★★★★★☆☆ (1978日本) テレビドラマ「横溝正史シリーズ」のシーズン2とも言うべき「横溝正史シリーズII」のオープニングを飾った作品(全5話)です。金田一耕助は、もちろん、古谷一行さんです。 東宝・市川監督の劇場版「八つ墓村」、松竹・野…

バッテリー

私的評価★★★★★★★★★★ (2006日本) 孤高の天才ピッチャー原田巧(林遣都さん)と、彼の球を受けるキャッチャー永倉豪(山田健太さん)の出会いから1年間の彼らの成長を描いた、あさのあつこさん原作のジュブナイルの映画化です。 非常によくできた映画だと思…

天然コケッコー

私的評価★★★★★★★☆☆☆ (2007日本) 中学2年生の右田そよ(夏帆さん)が通う山陰の田舎の村の分校は、中学生3人、小学生3人の合計6人しかいない小さな学校でした。そこへ東京から大沢広海(岡田将生さん)が転校して来ました。広海はそよにとって、初めての同級…

カーテンコール

私的評価★★★★★★★★★☆ (2005日本) 昭和30年代から40年代の半ばにかけて、映画の上映の幕間に形態模写をしたり、ギターを弾いて歌を歌ったりして客を楽しませる芸人さんがいました。東京から福岡のタウン誌に移籍してきた香織(伊藤歩さん)は、一通のハガキ…

夜歩く

私的評価★★★★★★★★☆☆ (1978日本) 太平洋戦争のとき同じ部隊で共に生き延びた戦友の屋代寅太(谷隼人さん)の消息を訪ねて、東京の古神邸を訪れた金田一耕助(古谷一行さん)は、いきなり屋敷内で起こった騒ぎに巻き込まれました。古神家に同居する番頭の仙…

本陣殺人事件

私的評価★★★★★★☆☆☆☆ (1975日本) 江戸時代から本陣として栄えた旧家の一柳家の当主・賢蔵(田村高廣さん)が40歳にして初めて結婚することになりました。4月も末だというのに、雪が降る夜、一柳家に花嫁の久保克子(水原ゆう紀さん)が白無垢の花嫁衣裳でや…

獄門島

私的評価★★★★★★★☆☆☆ (1977日本) 昭和21年9月、引き揚げ船の中で病死した鬼頭千万太の遺書を友人の雨宮から託された金田一耕助(石坂浩二さん)が、獄門島に渡るフェリーに乗るため、岡山県笠岡市の港にやってきました。折りしも供出されていた獄門島の千光…

妖怪大戦争

私的評価★★★★★★★☆☆☆ (2005日本) 両親の離婚で東京から鳥取県境港の母(南果歩さん)の実家に移ったタダシ(神木龍之介くん)は、祭りの夜に平和の守護者“麒麟送子”に選ばれました。その頃、魔人・加藤保憲(豊川悦司さん)は、人間の捨てた機械と妖怪を合体さ…

ヒナゴン

私的評価★★★★★★★★☆☆ (2005日本) 30年前、広島県の県北の小さな町・比奈町に、大型のサルのような怪物“ヒナゴン”の目撃情報が、石井健作老人(夏八木勲さん)によってもたらされると、怪物の噂は一気に日本中に広まりました。一躍全国の注目を浴びることと…

配達されない三通の手紙

私的評価★★★★★★★☆☆☆ (1979日本) ボブことロバート・フジクラ(蟇目良さん)が、叔父の唐沢光政(佐分利信さん)を訪ねてアメリカから山口の萩にやってきました。ボブはシカゴの大学で東洋史を専攻しており、祖母の祖国である日本の文化を研究するため来日…

八つ墓村

私的評価★★★★★★★☆☆☆ (1977日本) 松竹・野村芳太郎監督の“八つ墓村”です。以前、東宝・市川崑監督の“八つ墓村”の感想を書きましたが、本作はかなり趣が違います。 まず、金田一耕助役が渥美清さんで、かなりイメージが異なります。おかま帽も着物も着ていま…

機関車先生

私的評価★★★★★★★★★☆ (2004日本) 瀬戸内海の葉名島にある全校生徒7人の水見色小学校に、北海道から代用教員・吉岡誠吾(坂口憲二さん)が赴任して来ました。彼は子どもたちの前に立つと、黒板に「ぼくは話をすることができません。でもみなさんといっしょに…

砂の器

私的評価★★★★★★★★☆☆ (1974日本) 蒲田の国鉄操車場で殺された身元不明の老人の事件を追って、警視庁の今西刑事(丹波哲郎さん)と西蒲田署の吉村刑事(森田健作さん)のふたりが、必死の聞き込みを行った結果、事件の前夜蒲田駅前のバーで被害者と若い男が…

悪魔の手毬唄

私的評価★★★★★★★☆☆☆ (1977日本) 9月になってメッキリ更新してませんでしたが、見てなかったワケではありません。とりあえず、後追いで少しだけ更新しときます。 仁礼家と由良家の対立する岡山県鬼首村(おにこべむら)は、村出身の歌手・別所千恵(仁科明…

父と暮せば

私的評価★★★★★★★☆☆☆ (2004日本) 広島にピカ(原爆)が投下されてから3年後、図書館に勤める美津江(宮沢りえさん)は、愛する者たちをピカで失いながら、自分だけが生き残ったことへの負い目で自分を責めながら、さりとて自ら命を絶つ勇気も持てずに、ひ…