一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

CHECKERS in TAN TAN たぬき

私的評価★★★★★★★★☆☆☆

CHECKERS in TAN TAN たぬき [DVD]

 (1985日本)

人類愛をもチェーエツする、カンドーの狸愛(タヌキーラブ)!!

 『僕たちは、タヌキだってことに、誇りを持っているのだから……』

 山奥の森の中、超能力を持つたぬきたちが人間に化け、音楽を奏で踊りに興じ平和に暮らしていた。だがある日、その超能力を悪用しようとする国際的陰謀団「オペレーション・ランプーン」が彼らを襲った。命からがら逃げ出した七匹のたぬき(チェッカーズ)は貨物列車に忍び込み、大好きな音楽への熱い想いを胸に、人間に化け東京へ向かう。彼らを見送る妹分のタヌキ・ポン(遠藤由美子さん)は、通りかかったカメラマン冬木(ジョニー大倉さん)と、彼の恋人のDJ由美(宮崎美子さん)と出会い、冬木のもとに身をよせることになった。東京に着いた七匹のたぬきは、マネージャー芝山(尾藤イサオさん)と出会い、超スピードでスーパースター「チェッカーズ」となっていった。しかし、無意識にたぬきが持つ超能力を使ってしまい、かつてオカルト番組で名を売ったTVディレクター矢尾(財津一郎さん)に正体をしられてしまう。そんな中、フミヤが行方不明に…彼はオペレーション・ランプーンによってハワイに誘拐され、敵の本部に監禁されていた。フミヤがハワイにいることを突き止めた残りのメンバーは、救出に向かう。
Wikipediaより引用)



 1983年秋に『ギザギザハートの子守唄』で鮮烈なデビューを果たし、以降、出す曲出す曲続けざまにバクハツ的ヒットを飛ばしたチェッカーズが、実名で登場する主演映画。


 使用された楽曲

 どの曲も、懐かしい!


 ミュージック・ビデオにドラマを挿入したカンジなのか、それともドラマにBGMをこってり盛ったカンジなのか、感じ方は人それぞれかも知れませんが、ほとんどの曲をたっぷりと聴かせてくれるので、彼らの初期のヒット曲を知るには良い作品です。

 80年代、アイドル百花繚乱の時代のど真ん中で、芸能界もテレビ局も勢いがついて、熱く盛り上がっていた頃のお話かなぁ。

 カンタンに、昭和は良かったとか、80年代は良かったとかは言いたくないけれど、それでも、当時流行ったチェッカーズの曲を聴くと懐かしく思い出すことも多くて、やっぱりこの時代は、なんとも言えない漠然とした〝希望〟が溢れていた時代だったなぁ、なんて思うのです。でも、しばらくしたら、それは軽佻浮薄な〝バブル〟となって弾けてしまうワケですがね^^;



●監督・脚本:川島 透