恐怖劇場アンバランス第2話「死を予告する女」
私的評価★★★★★★★★☆☆
(1969日本)
作詞家・坂巻(蜷川幸雄さん)は、レコーディング明けで深夜に拾ったタクシーの運転手から、輸送中に行方不明になった南米産の毒蛇の話を聞かされる。帰宅後、マンションのドアの隙間にもぐりこむ黒い蛇の幻影を見た坂巻は、部屋の中に侵入していた喪服の女に「あなたは明日の夜、蛇に殺されてお亡くなりになる」と告げられる。坂巻は冷たく突き放して別居していた元妻の、悪質ないたずらだと思ったが、それから不可解な出来事が次々と坂巻の身を襲い、坂巻は次第に刻々と迫る死の恐怖に怯えるようになった…。
子どものころに見たら、夢に見そうなぐらい怖い話です。もう、蛇、大嫌いですし、逃げても逃げても追いかけてくるパターンて、一番切迫してくる恐怖ですし…。
展開的にはオーソドックスなサスペンスかも知れませんが、最後の最後まで飽きさせない面白さがありました。「蛇に殺される」…あぁ…怖かった…。