一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

ハルカの陶

私的評価★★★★★★★★★★

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映画『ハルカの陶』製作委員会 Bizen Film Projectより引用

 (2019日本)

このまま日々を淡々と過ごしていくんだと思ってた。あの大皿に出会うまで―。 岡山県備前市を舞台に土と炎、そして人が織り成す感動の物語。

 小山はるか(奈緒さん)はOLとして平凡な日々を過ごしていたある日、デパートの展示でふと目にした大皿に強く惹かれ備前焼を知った。仕事中も休日も気付けば備前焼のことばかり考えていたはるかは、言葉にできない感動を胸に岡山県備前市へ。意気揚々と大皿の作者を訪ねるも、目の前に現れたのは頑固でぶっきらぼう、職人気質な修(平山浩行さん)だった。しかし、ただ一人でロクロに向かう修を見て備前焼への興味はより強くなり・・・。勢いのままに弟子入りを志願するも相手にしてもらえないはるかだったが、見兼ねた人間国宝の陶人(笹野高史さん)が間を取り持ち“修行見習い”の日々がスタートする。陶芸にただ一人向き合い、はるかにも厳しい修だったが、そんな彼には亡き父との約束があった——。
(『ハルカの陶』公式サイト「ストーリー」より引用)

harukano-sue.com


 岡山県備前市の地域おこし的映画。

 平凡過ぎるOLの、けっこう大胆な弟子入り志願って。しかもワケありな若手の気難しい師匠。って分かりやすい設定ですが、なんかしら思いもよらず、ふるふるとカラダが震えるほど感動してて、お隣の方に気取られるかしら?と心配になりました(^^;

 時間がゆったりと流れるような気がして、とても居心地の良い雰囲気でした。

 毎日仕事や家庭のことに忙しくて、自分を失っている大人たちに、ぜひ観ていただきたい!


●監督・脚本・編集:末次成人 ●原作:ディスク・ふらい(作)/西崎泰正(画)(コミック『ハルカの陶』/芳文社刊)