ミラーマンREFLEX FOCUS3 鎮魂 CHINGON
私的評価★★★★★★☆☆☆☆
ミラーマンREFLEX FOCUS3 鎮魂 CHINGON [DVD]
（2006日本）
ももそ（石田未来さん）を自分の審神者（さにわ）として迎えることに執念を燃やす矢尻祐一郎（小沢和義さん）は、魔道士・轡を使って、影山鑑（唐渡亮さん）からももそを引き離すことに成功します。そして、ももそを失った鑑の体は、7年前戦場で受けた傷が蘇り、瀕死の状態に陥ってしまいました。そこへ、『冥府からのラジオ放送』の発信元を探し当てた日向神優（伊藤裕子さん）が駆けつけ、鑑の手当てをしますが…。
う〜ん、どうも画質の悪いのは、演出なのかも知れませんねぇ…。ちゃんとした画質の場面もあるようですから、何らかの効果を狙ってのことと思われますが、個人的には好かん演出だなぁ。
前回気がついたミラーマンの弱点ですが、『ほぉ、そうきたかぁ』という解決が待ってました。ま、見てのお楽しみということで…。
戦い済んで、夜が明けて…♪朝焼けの光の中に立つ影はぁ〜…テレビシリーズのテーマ曲をモチーフにしたインストルメンタルが流れ、一応、本作がミラーマンだったことに気づきます。そう言えば、本篇では一度も『ミラーマン』という言葉は出てきませんでしたね。
日向神優の追い続けていた『声の主』は、優の恋心をくすぐっていたようです。ドラマの終わりに、微妙に違和感を覚えるシーンがあるんですが、そういう画を入れないと、逆にうまく終われなかったのでしょうね。にしても、引っ張った割には、優から見た物語は、ちょっと掘り下げが物足りないですよね。彼女の『心の問題』を引っ張って見せたくせに、解決は鑑のすべてを見通したかのごとき『神の一言』、それで救われるのか？---でも、恋焦がれてやっと出会って、それでもすぐに別れることを知っていたときには、そんな呆気ない幕切れなのかもしれません。
ところで、内山田洋とクール・ファイブの宮本悦朗さんをご存知ですか？
