一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

またまたあぶない刑事

私的評価★★★★★★★☆☆☆

またまたあぶない刑事 [Blu-ray]

 (1988日本)

 横浜港署捜査課のタカ(鷹山敏樹:舘ひろしさん)とユージ(大下勇次:柴田恭兵さん)は、若手財界人として台頭してきた長峰由紀夫(伊武雅刀さん)の内偵を進めていた。長峰は企業経営者としての表の顔とは別に、拳銃や麻薬の密売・売春などの非合法ビジネスの元締めという裏の顔を持ち合わせていた。ある夜、鷹山たちは長峰の手下の麻薬密売人・緒方(飯山弘章さん)を逮捕するが、緒方は翌朝には長峰の顧問弁護士によって証拠不十分で釈放されてしまう。ところが緒方はその直後に銃撃され、駆けつけた鷹山たちに「爆破」と告げて息を引き取った。長峰がテロ行為を企んでいるとにらんだ鷹山たちは、唯一の証人である緒方が消されてしまったことから、長峰の密着取材をしているというルポライターの萩原博美(宮崎美子さん)と接触し、情報交換の協力を求める。そんな折、港署管内で名門幼稚園の園児40人が、通園バスごと誘拐される事件がおこる。博美からの情報で園児誘拐事件に長峰の手下の佐久間(片桐竜次さん)が関わっていることをつかんだ鷹山と大下は、佐久間の潜伏先のホテルに潜入するが……長峰を追ううちに、鷹山たちは、長峰の仕掛けた巧妙な罠に次々とはまってしまう。果たして二人は長峰のテロを防ぐことができるのか?


 〝あぶない刑事〟劇場版第2弾。

 一作目よりは楽しめました。

 特に、深追いすればするほど長峰に先手を打たれ、がんじがらめに動きを封じられる展開は、なかなかサスペンス要素が高く、けっこう惹きこまれました。
 しかし、クライマックスが何だかなぁ、という感じ。当時はあんな終わり方でスッキリできたのかなぁ。

 あ、赤井英和さんが長峰の手下で登場するんですが、ボクサー時代の通称〝浪速のロッキー〟でクレジットされてました。たしか、セリフは無かったと思いますが、逆にその辺を劇中で大下にいじられるやりとりがありましたw

●監督:一倉治雄 ●脚本:柏原寛司大川俊道