一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

もっともあぶない刑事

私的評価★★★★★★★☆☆☆

もっともあぶない刑事 [Blu-ray]

 (1988日本)

 横浜港署捜査課のタカ(鷹山敏樹:舘ひろしさん)とユージ(大下勇次:柴田恭兵さん)は、深夜、銃器密造工場に踏み込んだ。しかし、後輩の町田透(仲村トオル)の不注意で、暴力団組織・銀星会に繋がる元締めの宮坂(中原丈雄さん)を取り逃がしてしまう。鷹山と大下が、銀星会の前尾(柄本明さん)に直接揺さぶりをかけていたころ、鑑識の結果、逃走時に宮坂の撃った銃が、15年前にあった貿易商殺人事件で使用されたものと同一であることが判明する。捜査令状を取らずに勝手な捜査を行ったことを近藤課長(中条静夫さん)にとがめられた鷹山と大下は、宮坂を追うことを禁じられる一方で、あと4日で時効を迎える貿易商殺人事件の担当に回されてしまうが、宮坂と繋がりがあると思われる榊真由美(真梨邑ケイさん)を勝手に監視し始め、彼女の前に現れた宮坂を再び追走する。ところが逃走中の宮坂が、何者かの銃弾に貫かれて死亡してしまい、鷹山と大下は全ての捜査から外れるよう命令されてしまう。やがて真由美が暴漢に襲われたことをきっかけに、15年前の事件に思いもよらぬ事実が隠されていることが判り……窮地に立たされる中、鷹山と大下は、銀星会、そして警察までも敵に回した孤立無援の死闘に飛び込んでゆく。


 〝あぶない刑事〟劇場版第3弾。

 もう、シリアス路線はどこへやら、過剰に軽薄な悪ふざけが目立つ作品になってますね。
 何はともあれ「女紹介する」で何でも引き受けてしまう困った連中が多すぎwww

 パトカーに追い回されるカーアクションは、なかなか見ものでしょう。
 ストーリーは、ほぼヒネリなしで想像どおりに展開し、ある意味、予定調和へと終結する安心感、というか、クライマックスで黒幕を追い込む辺りの流れはマンネリ化しかけてるかも^^;

 でも、まぁまぁ笑えるかな?

●監督:村川透 ●脚本:柏原寛司