君の膵臓をたべたい
私的評価★★★★★★★★★★
(2017日本)
高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波さん)の言葉をきっかけに母校の教師となった[僕](小栗旬さん)は、高校時代に図書委員として活動した思い出の図書館の建て替えに伴い、学校から蔵書の整理を任される。教え子の図書委員と蔵書の仕分けをしながら高校時代のことを話すうちに、[僕]は桜良と過ごした数ヶ月の日々のことを思い返していた。12年前のある日、膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を病院の待合室で偶然拾ったことから、[僕](北村匠海さん)は桜良の病の秘密を共有する〝仲良しさん〟にされてしまう。自由気ままに振舞う彼女のペースに戸惑う[僕]だったが……。
眠くなったら寝ようと思いながら深夜に見始め、恋愛SLGかよ!ってツッコミ入れながら、ずるずると一気に見続けてしまった^^;
この手の設定の恋愛ストーリー、大ッ嫌いなんですよw
製作サイドの「泣かせてやろう」感を感じたら、それもイヤラしいし、大物俳優とかゴリ押し新人のために大げさな設定とか演出あったら興ざめするし、まあ、そういうもろもろの先入観もあって、なかなか好きになれないワケです。
でもね。
なんでかな。
浜辺美波さんがキラキラ輝いてた。
山内桜良の言葉に、いちいちハッとさせられる。
桜良がしゃべると、ぐいぐい画面の方へとココロが引き寄せられる。
桜良と[僕]のふたりきりのシーン、絶妙な間合いと表情にドキドキしてしまう。
なんだよ、その展開、みたいなところも多々あるんだけど、そこに目を瞑って流していいと思えるほど、登場する全ての人の表情・しぐさ・セリフ・間合いがすごく自然で、ココロが震える。
で、最後は北村匠海さんに、思い切り泣かされてしまうw
たまらん。
見終わった後、ただただ思うこと。〝生きる〟って素晴らしい。けど、ボクの人生には、その素晴らしさが、ちょと足りてないw
[2019.07.01 追記]
AMAZONでBlu-ray買っちゃいましたw