フォードvsフェラーリ(Ford v Ferrari) [MX4D版]
私的評価★★★★★★★★★★
(2019アメリカ)
絶対王者に挑んだ、男たちの挑戦の実話。
気鋭のカー・デザイナーとして活躍するキャロル・シェルビー(マット・デイモンさん)のもとに、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社から思いがけないオファーが届く。それはル・マン24時間耐久レースで、モータースポーツ界の頂点に君臨するイタリアのフェラーリ社に勝てる車を作ってほしいという途方もない依頼だった。
(映画『フォードvsフェラーリ』公式サイト「ストーリー」より抜粋して引用)
久々に見応えのあるレース映画を見せてもらった。
MX4Dのアクションの効果もあって、レースシーンはド迫力の体験だった。
視覚と音響だけでもスリリングで、オーバーテイクの前のブレーキ競争では、思わず足でブレーキを探ってしまってた^^;
割と長い尺の映画だったけど、ストーリーの進め方が切れ味良くて、まったくダレることなく楽しめた。
実話ベースということで、ラストは切なかったが、モータースポーツとはそういうものだ。
生死をかけてレースに臨むドライバーたちに、平気で政治を持ち込んでくる頭の悪い連中がいるのは、やるせない。
余談だが、アメリカでは、〝Motor Sports〟より〝Auto Racing〟という表現を好んで使うと聞いたことがある。
純粋に速さを競う、レース本来の意味を強く意識しているということなのかなと思うが、大きな資本が絡むと、不純な動機が入る余地があるのかねぇ。
ドライバー役のクリスチャン・ベイルさんが、とにかくカッコよかった。
すっげー満足したよ^^
※ルマン24を描いた映画。ドキュメンタリーっぽくて、カッコいい。
●監督:James Mangold ジェームズ・マンゴールド ●脚本:Jez Butterworth ジェズ・バターワース、John-Henry Butterworth ジョン=ヘンリー・バターワース、Jason Keller ジェイソン・ケラー