一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

新解釈・三國志

私的評価★★★★☆☆☆☆☆☆

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映画『新解釈・三國志』公式サイトより引用

 (2020日本)


2020年、みんながこれを待っていた!
天下無双のエンターテインメント超大作

銀魂』×『今日俺!!』×『勇者ヨシヒコ』全員集合(アッセンブル)!!


『新解釈・三國志』とは?
 今から1800年前。中華統一を巡り三国【が群雄割拠していた時代。
 民の平穏を願い、のちに英雄と呼ばれる一人の男・劉備(大泉 洋さん)が立ち上がった。
 激動の乱世を経て、物語はやがて[魏軍80万]vs[蜀・呉 連合軍3万]という、圧倒的兵力差が激突する赤壁の戦いに突入していく!―――
という超有名歴史エンターテイメント三國志を“脚本・監督:福田雄一流の新たな解釈”で描く、完全オリジナル映画でございます。

仲間がいれば、不可能は無い!!!

(映画『新解釈・三國志』公式サイト「STORY」より引用)
shinkaishaku-sangokushi.com



 う~む。さすがに途中で、飽きた^^;

 大泉さん扮する劉備関羽橋本さとしさん)・張飛(高橋 努さん)の三英雄のトリオ漫才で冒頭から大いに笑わしてもらったのに、黄巾の乱の砦に現れた山田孝之さんを無駄遣いしてくれたところでちょっとテンションが下がってしまい、城田優さん扮する呂布関羽張飛と一戦交えるマジのアクション(城田さん、カッコよかった!)で再びテンション上がってきたのに、佐藤二朗さん扮する董卓呂布渡辺直美さん扮する貂蝉を取り合うくだりのぐだぐだ感で再び笑えなくなってきて、さらに某朝ドラ女優を無駄遣いしてくれたところで、一気に何とも言えない疲れが襲ってきて、ちょっとダレてきてしまった感じなんですね。

 で、諸葛亮孔明が出てきたところで、最近のムロさんアレルギーが発症してしまい、以下、かな~り醒めた目で画面観てた感じです。
 もう、ひたすら後半の主役はムロさんでした。ガッカリです(ムロさんファンのみなさま、ごめんなさい)。大泉さんに、もっと活躍してほしかったなぁ^^;

 それから同じ福田監督作品のお馴染みの顔ぶれで言うと、賀来賢人さんが、『今日から俺は!!劇場版』や『斉木楠雄のΨ難』と同じ変顔で喚き散らすキャラ作りで、さすがにもう寒さを禁じ得ませんでしたねぇ…イイ役者さんだと思うんだけど、福田作品では求められているモノが違うんだろうなぁ。

 まぁ、ムロさん、賀来さん以外の出演者のみなさんの本気のコント(失礼)は面白かったので、なんとか最後まで観ることができました。
 特に、曹操役の小栗旬さんが面白かったと思います。

 あと、赤壁の戦いで話を閉じますけど、なんか、終わり方が物足りない気がしましたねぇ。

 なんか、無駄に期待しすぎちゃってたかも知れません。


●監督・脚本:福田雄一