一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

いぬのえいが

私的評価★★★★★★★★☆☆

いぬのえいが プレミアム・エディション [DVD]

 (2004日本)

 アニメ、クレイアニメ、実写、ミュージカル、ポエム、コメディ、ドラマ、etc…犬を題材にしたオムニバス映画です。犬好きならぜひ見ましょう。犬好きでなくても、ペットの死を乗り越えて何度でもペットを飼ってしまうステキなあなたは、ぜひ見ましょう。必ずグッときます。


 ストーリーは、ありふれているかも知れません。しかし、そのありふれたストレートさが、逆に心地よいのです。待っているポチ、いとしいけど私より速く生を駆け抜けてしまったマリモ、どっちもストレートに泣けます。

 犬好きにたまらないのは、犬の表情や仕草でしょうね。一部CGで口を動かしていると思われるシーンもありましたが、ボールをくわえて遊びをせがむ様子や、いとしい人に抱かれて安心しきって体を預ける仕草など、見ているだけでなんかにんまりしてしましますよね。幸せな気分になってしまいます。アホですね。自称犬ギライなんですけどね。

 家族(両親)は、たぶん犬好きです。いっしょに見ました。最後はみんなで泣いていました。予想どおりです。この映画を見て、じわっと泣ける人であり続けたいですね。

●監督:犬堂一心、黒田昌郎、祢津哲久、黒田秀樹、佐藤信介、永井聡、真田敦
●原作:竹内清人(小説「ポチは待っていた」)、文・やまだけいた/絵・さかざきちはる(絵本「ねぇ、マリモ」)