一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

DREAMOVIES ayaka hirahara music video collection Vol.1

私的評価★★★★★★★☆☆☆

DREAMOVIES ayaka hirahara music video collection Vol.1 [DVD]

 (2005日本)

 音楽のレビューを書く気はなかったんですが、ある事情で久々に音楽聴いて感動したので記録に残しておきます。

 ま、その事情とは、サブウーファーを買い換えたということだけなんですがね。今までのサブウーファーヤマハYST-SW70という13年ほど前のモデルで、職場のY先輩のお下がりでした。たぶん、反応速度を調整しているんだと思うんですが、リモコンでMUSICモードとMOVIEモードを切り替え(なぜか本体には切替スイッチがない!)て使い分けるようになってます。でも、全般にもわんとした印象で、音楽にはイマイチ合わない気がしていました。映画も爆発音とか落雷とか、特定の音にはある程度の迫力をもたらせてくれましたが、実は筐体がビリビリと振動音を立てていたので、あまりボリュームを上げることができなかったのです。それでも、買い替えは後回しにして、6年ほど使いました。

 きっかけはフジテレビ…インフォマーシャルのセリフではなく、フジテレビ制作のスウィングガールズのDVDでした。クライマックスの演奏で、かなり筐体のビビリが気になり、大好きな映画を見るのにこれは辛いな、という感想を持ったことから買い替えを検討するに至ったのです。

 だいたい気がセッカチな方なので、検討に入ったら、たいていの買い物は5日以内に勝負を決めています。正月明けに車の買い替えを検討しましたが、試乗してから3日目に契約書に判を押していました。今乗ってる車、その前の車なんか、誘われて行ったディーラーで初めて見て、初めて試乗した当日に決めてます。直感を信じる方です。

 で、今回も3日ほどネットの市場調査と店頭展示の試聴をした結果、10万以下に希望モデルがないと判断し、思い切って試聴モデルのないB&WのASW700を購入したのです。センタースピーカーにB&Wの700シリーズのHTM7を先に購入していたのと、ある専門店のネット上のレビューが決め手と言えば決め手です。実はもう少し安く買える別のメーカーのモデルがあったのですが、結局、少々目新しいシステム構成のモデルであったことで、冒険できなかった、というのが本音ですね。

 昨晩設置して、まだ鳴らし始めですから、音がこなれていくのはこれからでしょうけど、最初の印象は、「なんでもっと早く買い換えなかったんだ」ということです。音を形作るベースは、やはり言葉のとおりベース(低音)だったのですよ(つづりは違いますよ、念のため)。ゆったりと鳴らせる余裕感に魅せられて、思い切りアンプのボリュームを上げて、いろいろと試聴してみました。その最後に聴いたのが、この平原綾香さんのヴォーカル、Jupiterだったわけです。久々に音楽を聴いて、涙がこぼれました。涙の理由の半分は、システムのグレードアップによる個人的な事情ですが、それによって、このDVDの良さを再評価できたのだと思います。音楽も聴きたくなるサブウーファーの買い替えでした。