一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

青春の構図

私的評価★★★★★★★★★☆

あの頃映画 「青春の構図」 [DVD]

 (1976日本)

 明昭大学の学生の谷口美穂(岡田奈々さん)は、廃部寸前のバスケットボール部のキャプテンとして、部の建て直しに奮闘する一方で、急死した父から受け継いだ家業のガソリンスタンドの社長を務めていた。謎の多い同級生の堀(加納竜さん)に淡い恋心を抱いた美穂であったが、高校時代のチームメイトで体育大学のバスケット部で活躍するケイ(早乙女愛さん)が突然訪ねてきて・・・。一方、美穂の店の前に、新しいガソリンスタンドが建つ計画が浮上する。


 70年代半ばに大人気アイドルだった岡田奈々さんの、映画初出演作なのだそうです。
 当時、ボクは小学生から中学生になる頃だったと思いますが、岡田奈々さんの記憶は・・・
 挿入歌の『青春の坂道』のサビが、なんだか心に響くよいメロディーと歌詞だった。
 そして、とっても細身で微乳^^;・・・本作でも胸のサイズについてバスケ部の女子同士で話すシーンがあり、部員から「お気の毒」と言われています。
 そんな感じでしょうか。

 まぁ、70年代のアイドル映画ですねぇ。
 本作を見て、当時は特にそんなに好きでもなかった岡田奈々さんが、オッサンとなった今は、とっても美しく、可愛く見えてしかたありませんでした。
 特に、加納さんとふたりでボールの奪い合いをして体育館の床に倒れたときの表情、カメラの見せ方もドキドキさせるカット割りで、グッときました^^
 うむ。年齢とともに、人は、いろいろと好みが変わるものなのでしょうかね?
 とりあえず、ボクが幼少期を過ごした70年代の街の景色と雰囲気が、たまらなくステキで、心に沁みてくる映画でした。

●監督:廣瀬襄 ●原作:曽野綾子(小説「青春の構図」)