一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊

私的評価★★★★★★☆☆☆☆

劇場版 名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊【Blu-ray Disc】

 (2002日本)

 ヒロキ・サワダ(声:折笠愛さん)は、マサチューセッツ工科大学に在籍し、人工頭脳〝ノアズ・アーク〟などを発明した、全米が注目する10歳の天才少年だった。彼は養父でIT業界に君臨する シンドラーカンパニー社長のトマス・シンドラー(声:津嘉山正種さん)によって、厳しい監視体制下に置かれ、友人と遊ぶことすら許されず、孤独な研究生活を送っていたが、その境遇に耐えきれず、〝ノアズ・アーク〟のプログラムを一般の電話回線に出航させ、マンションの屋上から投身自殺してしまう。それから2年後、東京都米花市で日本のゲームメーカーがシンドラーカンパニーと共同開発した仮想体感ゲーム機〝コクーン〟の完成披露パーティーが行われ、資金援助をした鈴木財閥の縁で、江戸川コナン(声:高山みなみさん)たちも招かれた。パーティーには日本の未来を担うことになる、警察官僚や政治家の二世・三世の少年少女が勢ぞろいしていたが、中には親の威光を笠に着て、会場で傍若無人なふるまいをする子どもたちもいた。そのパーティー会場で殺人事件が発生し、コナンは被害者のダイイング・メッセージから、事件の手がかりがゲームの中にあると考え、コクーンに乗り込む。ところが、ゲームのスタート直後にシステムが人工頭脳〝ノアズ・アーク〟によって占拠され、コナンたちを含む子どもたち50人が人質に取られてしまう。それは、50人全員がゲームオーバーになると、子どもたちの命が奪われるというものだった。助かる方法は一つ、誰か一人でもゲームをクリアすること。コナン(=工藤新一)は、5つの仮想現実世界のシナリオから、父・優作(声:田中秀幸さん)がシナリオを提供した100年前のオールドタイム・ロンドンの世界に飛び込み、ジャック・ザ・リッパーの事件を追いかける命がけのゲームに挑戦する。果たして、コナンは無事にゲーム内の事件をクリアし、現実に起こった殺人事件も解決に導くことができるのか?


 TVアニメ〝名探偵コナン〟の劇場版第6弾。

 引き続き、昨年夏のWOWOWでの劇場版シリーズ20作連続放送を録画したものを見返しております。

 仮想現実の世界で事件を解決するという設定は、異色です。
 シャーロック・ホームズやジェームズ・モリアーティ教授が出てくる19世紀のロンドンの雰囲気はまずまずですが、仮想現実世界なので、ある意味何でもありな感じです。
 なので、まぁ、まぁ、まぁ、そんなオチなんですね^^;
 考えすぎたら、意味不明な真実=解決ですが、どうなんかなぁ。


●監督:こだま兼嗣 ●脚本:古内一成 ●原作:青山剛昌 ●主題歌:B'z 「Everlasting」