ガメラ 大怪獣空中決戦
私的評価★★★★★★★★★★
(1995日本)
「トキはヒトを喰いませんよ。」
太平洋上を航行中の輸送船が、水深3,000メートルの海域で不可解な座礁事故に遭遇する。海上保安庁巡視船〝のじま〟に乗船していた航海士の米森(伊原剛志さん)は、船底を行き過ぎる巨大漂流環礁の影に驚愕する。やがて巨大漂流環礁は、黒潮に乗って日本列島に接近していることが分かるが、その頃、九州の姫神島に新種の鳥の調査に向かった大学の調査隊が、島の住民ごと全員消失するという事件が発生した。調査隊一行が無線で「鳥! …鳥やぁ! ……」と叫んだのを最後に消息が途絶えたことから、長崎県警の大迫刑事(螢雪次朗さん)は、調査隊の平田教授の教え子で福岡市動植物園に勤務する鳥類学者・長峰真弓(中山忍さん)を伴い、姫神島に渡る。台風が直撃したかのように破壊された島の惨状を目の当たりにした長峰は、「こんなことができるのは人間しか考えられない」と吐き出すように言うが、頭上を飛翔する巨大怪鳥を目撃すると、ただちに大迫とともにヘリコプターで鳥の行方を追跡することに。翼長約15メートルの怪鳥の発見に環境庁が保護に乗り出し、審議官の斎藤(本田博太郎さん)が、長峰に捕獲作戦の立案を求めた。一方、海難事故を調査する保険会社の草薙(小野寺昭さん)と、同行していた米森は、環礁上で見つけた石板に書かれた碑文の古代文字を解読し、環礁が〝ガメラ〟怪鳥が〝ギャオス〟という名の古代の生物であることを知る。やがて福岡で自衛隊による〝ギャオス捕獲作戦〟が実行されるが、そこにガメラが現れ……。
2001年に〝平成ガメラ3部作〟のDVDのBOXセットを買ってプロジェクターで観て、ド迫力に『スゲーッ!』って驚く。
2009年にBlu-rayのBOXセットを買ってプロジェクターで観ると、『なんじゃこりゃ? 色がおかしいし、音もショボくね? G3なんか画面の端がときどき切れるがな』とガックリ。
強烈な落胆を覚え、『もうBlu-rayはいらん!』とBlu-ray不信に陥る。
2016年、懲りずに〝4Kデジタル復元版〟BOXセットが出ると、めっさ高かったのに、もうこれは『歪んだ平成ガメラ愛でしかない』と自嘲しながらも躊躇なくポチッと買い求める。
結果、『こ、これや! コレ! 画質、音質、史上最強の平成ガメラの決定版やがな!』と狂喜乱舞せんばかりに大喜び。
という、下らんヲタク的浪費の黒歴史を繰り返し、やっと辿り着いたのがこやつです。
〝4Kデジタル復元版〟バカ高かったけど、未だに単品が発売されていない、Ultra HD版も出ていない、ということなので、このBOXセットの購入は、ホンマに『大・大・大正解やー!』と思っているのですよね。
平成ガメラシリーズ、公開から20数年経つワケですが、ボクの中ではさっぱり色あせることなく、いつ見ても新鮮で、胸がアツくなる素晴らしい3部作なのです。
個人的には、次代に語り継ぎたい特撮映画の金字塔とも言うべき名作なのです。
そして、DVD版をはるかに凌駕する、美しく迫力ある映像・音声で構成された最強のソフトを手にできた喜びは、〝Beyond discription !(言葉にできない)〟なのですよ。
※15年前のDVD鑑賞時の感想はこちら。
vgaia.hatenadiary.org
※BOXセットが出るたびに買わされてしまっているワケだwww
- 出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ
- 発売日: 2001/03/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2009/08/28
- メディア: Blu-ray