カントリー・ガールズライブ2019 〜愛おしくってごめんね〜

私的評価★★★★★★★★★★

　（2019日本）

　本日、ハロープロジェクトのカントリー・ガールズが活動休止、メンバー全員がグループを卒業する、ということで、FC先行チケットを応募したんですが、残念なことに外れてしまったため、映画館でのライブ・ビューイングに参加することにしました。

　85席ほどのシアターは、ほぼ満席でした。
　18時30分、開演。あら？　誰も立ち上がらないんですね。
　ペンライトもまばらで、コールもなし。
　ライブ会場と違って、熱量低めなのは、不思議な感覚でしたが、逆に落ち着いて鑑賞できて良かったと思います。
　ペンライト持参してたんですが、途中で電池がズレテ接触不良を起こしてしまったので、そこからは腕だけ振ってました。

　外はそこそこ雨が降りしきっていて、衛星中継が途切れないか不安だったんですが、瞬断が数回あっただけで、鑑賞には影響なくて良かったです。
　以前、アンジュルムの武道館、田村芽実さんの卒業公演をLVで見たことあったんですが、そのときは音質がすこぶるひどく、画質もザラッと荒れ気味な上に、カメラアングルもなんだか粗雑な感じで、とてもとても残念な思いをしてたんですね。もう、プロの仕事と思えない。なんなら会場でスタッフがスマホで動画中継してんじゃないかというぐらい、残念だったんですよ。なので、実は今回も、全然期待していなかったんです。期待せず、とりあえずカントリー・ガールズのラストを見届けられればいいか、ぐらいにしか考えてなかったんですが、音質も、画質も、カメラアングルも、格段に良くなっていて、すっごく感激したんですよね。これを見たら、前回の経験は、いったいなんだったんだ、みたいな印象です。

　コンサートは手堅い構成ながら、5年間の集大成的なセットリストとパフォーマンスで、やっぱりカントリーの楽曲は楽しいなぁと思いました。
　MCでも大笑いさせてもらったし、特に小関さんの父親への愛が深すぎて、というか父をそこまでネタに使うって、笑うしかなかったわwww　小関さん、見るたびにキレイになってくけど、ナルちゃんキャラ仕込んでくるとこ相変わらずで、そういうとこ、可愛いよね。
　そんなこんなで楽しいコンサートだったんだけど、でも、最後の方は、やっぱりいろんな思い出と感情が込み上げてきて、アンコールのときも声を上げずに、ぐっとこらえてたんだけど、最後のMCで船木さんに思い切りもらい泣きさせられ、大好きな小関さんにもやっぱり泣かされ、最後のアンコール曲〝VIVA!!薔薇色の人生〟ではもう、思わず、ぶわっと泣いてしまいました。

　ハロプロの中で、唯一80年代正統派アイドル継承者的な楽曲とパフォーマンスを見せてくれるグループだっただけに、今のメンバーでの活動が二度と見られないのは残念でたまりません。
　しかし、メンバー4人それぞれが進路を決め、次のステップへと踏み出すことを決めたワケですから、ヲタとしては応援するだけです。
　メンバー全員が、青春の大切な時期を過ごしたアイドルという職業に誇りを持って、この先の長い人生を力強く生きて、自分らしさを発揮してそれぞれの道で活躍されることを祈っています。
　5年間、楽しい時間を過ごさせてくれて、ありがとう！
　カントリー・ガールズのメンバーみんなの行く先が、薔薇色の人生であらんことを！