木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
私的評価★★★★★★★☆☆☆
(2006日本)
TVドラマ「木更津キャッツアイ」の劇場版第2作にして完結編。ぶっさんが亡くなってから3年、それぞれの道を歩んでいた“キャッツ”のメンバーたちのその後を描く。
木更津市。草野球チーム“キャッツ”のぶっさん(岡田准一さん)が亡くなって3年。残された4人の仲間はそれぞれの道を歩んでいた。木更津に残って市役所に就職したバンビ(櫻井翔さん)は、ある日「それを作れば彼がやって来る」という不思議な声を聞く。バンビはその声をぶっさんからのメッセージだと信じ、ぶっさんにあらためて別れを告げるため、木更津を離れたマスター(佐藤隆太さん)やアニ(塚本高史さん)を呼び戻す。一方、もうひとりの仲間、うっちー(岡田義徳さん)は自衛隊に入隊していたが……。
(WOWOWの番組内容から引用)
『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』に続けて、またまたWOWOWで放送してたので、初めて鑑賞しました。
ストーリーが、前作より断然まともに収束してますね。
テレビシリーズを見ていなかったせいで、主人公の面々が草野球仲間であるだけでなく、怪盗団の一味であることが、前作では全然分かりませんでした^^;
シーンを巻き戻す手法はまんま生かしてるワケですが、今回はぶっさんが亡くなっている前提で巻き戻すと、意外な事実がいっぱいあるという点で、面白かったです。
お宝の正体も、まぁ、予想にたがわないカンジだけど、イイよねwww
そして、ケビン・コスナーさん主演の映画〝フィールド・オブ・ドリームス〟へのオマージュ、最後まで徹底していて好かったです。
『ばいばい』……普通ですね。普通のお別れです。
普通のお別れが、イチバンせつない。『お父さん、ありがとう』なんて、イチバン普通じゃないの。
泣くよ。仕方ないなぁ。
これ観ると、前作が遊びすぎたんだな、って思います。本作で、テレビシリーズ観てみようか、なんて思いましたから(でも、機会がないかもね)。