一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

天気の子 [MX4D版]

私的評価★★★★★★★☆☆☆

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映画『天気の子』公式サイトから引用

 (2019日本)

これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語

「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高(声:醍醐虎汰朗さん)。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜(声:森七菜さん)。
彼女には、不思議な能力があった。(映画『天気の子』公式サイト「STORY」から引用)

tenkinoko.com


 先月9日に『天気の子 - 一応、邦画劇場』観てるんですが、4D版が投入されたとのことで、観にいきました。

 席の位置が思ったより後ろ目だったんで、ちょっと前回観たときよりスケール感が物足りなく思えました。もう1~2列前で良かったかしらね。

 MX4Dの効果の感想です。
 4DX版との比較レビューを見ましたが、4DX版の方が座席のアクションが大きくて、映画に集中できない、と書いてありました。また、MX4D版は雨の再現がないとのことでしたが、水しぶきは何度かありましたので、4DX版は、もっと激しく濡れる、あるいは足元にいっぱい水がはねるのでしょうか?
 そこを踏まえて、個人の感想です。
 数席が同じブロックでつながっているため、誰かが動くといっしょに座席も不安定に揺れて、ちょっと不快でした。
 水しぶきのときにプシュッという音がするのは、けっこう耳障りでした。
 風は気持ちよかったです。
 花火や落雷のときに両サイドの壁の照明がフラッシュするのは、けっこう目障りでした。あれは画面に集中できないので、ない方がイイと思いました。
 座席のアクションは、確かに思ったほどではなかったですが、けっこう何度も背中をボコッて殴られました^^;
 あと、登場人物自身が感じる衝撃以外に、物が落ちて3回ばかりバウンドしたりするシーンまで同じタイミングで座席に衝撃を再現するのは、不要と感じました。
 バイクの乗り心地の再現は、まずまずでした。

 MX4Dの効果の評価が微妙なので、作品の評価を★7つに落としましたが、MX4Dに対する減点です。
 作品自体は、2回目の劇場鑑賞ですが、前より理解が深まった気がします。


●監督・原作・脚本:新海誠