一応、邦画劇場

過去の自分、現在の自分、そして未来の自分に向き合う映画鑑賞

トリガール!

私的評価★★★★★★★☆☆☆

トリガール! 通常版 [DVD]

 (2017日本)

 鳥人間コンテストに挑む若者たちの青春をつづった中村航の同名小説を、「青空エール」の土屋太鳳主演で実写映画化。女子大生の鳥山ゆきな(土屋太鳳さん)は、一目ぼれした先輩・高橋圭(高杉真宙さん)に誘われて人力飛行サークルに入部する。圭先輩との幸せなキャンパスライフに期待を膨らませるゆきなの前に現われたのは、サークル史上最高のパワーを持つ先輩・坂場大志(間宮祥太朗さん)だった。ヤンキーかぶれの坂場先輩を一瞬で大嫌いになるゆきなだったが、パイロット班は圭先輩、坂場先輩とゆきなのたった3人だけ。憧れの圭先輩と空を飛びたいというゆきなの夢は、早くも打ち砕かれてしまう。土屋が毒舌ツッコミ女子のヒロイン役で新境地に挑み、「高台家の人々」の間宮祥太朗が坂場先輩役、「渇き。」の高杉真宙が圭先輩役をそれぞれ演じる。監督は「ヒロイン失格」「ハンサム★スーツ」の英勉
(映画.com『トリガール!』作品情報「解説」より引用)


 中村航さんが、出身の芝浦工業大学をモデルに描いた、鳥人間コンテストにかける青春小説の実写映画化作品。

 群像劇として、モノづくりにこだわる理系メンズのことも掘り下げてくれてたら良かったのに、って思いつつも、そんなんしたらきっと焦点ボケた散漫な作品になっちまうんだろうな、なんてことも思いつつ、ま、土屋太鳳さんがハッチャケてて面白かったからイイか、なんて思いながら観てた。でも、イチバン本作でキュンと来たのは、池田エライザさん演じる島村和美がプールに飛び込んだ後、照れ隠しするようにシンクロ選手みたいに沈んでったシーンだったり^^www

 まぁ、面白かったんだけど、尺が短いくせに本番のコンテスト一発勝負へのつながりが呆気なくて、というか、「もうひと悶着ふた悶着あってもエンじゃね?」みたいに思ったんだけど。
 例えば、ゆきなのペダリングが無駄に力が入り過ぎてブレブレなのがどうしても直せなくて、ギリギリまで特訓してる、とか……睡眠不足と乳酸溜まった筋肉じゃあ戦えないか^^;
 ならば、直前のテストフライトで失敗して機体を損傷する、とか…さすがにそこまでしちゃうと本番に間に合わなくなるか^^;
 であれば、エンジニアがミスってたのが判明して慌ててチューニングし直す、とか…そんなん『ロボコン』じゃあ、いっぱいあったけどな(*´Д`)
 まぁ、結局モノづくりにかける青春じゃなくて、スポ根系ラブコメだから、「機械屋の苦労なんて知らねーよ」みたいな扱いかな^^;

 で、本番のフライト。ネタバレは書きたくないので止めとくけど、前年度が即ポチャだったから、まぁどうなるかは予想つくよな。
 ま、イイけど。結局、ラブコメだから。受け入れるわ^^;


 とりあえず、ナダルさんのセリフにディレイかけた声が聞き取りづらくて、うざかったよ^^;


中村航さん原作の映像化作品
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英勉さん監督作品
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※大学・高専の部活作品
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●監督:英勉 ●脚本:高橋泉 ●原作:中村 航(小説『トリガール!』/角川つばさ文庫 刊)